人に見られてもいい日記。

人に見られてもいい程度の日記。

いつか訪れること。

スプーキーです。

それがあまりに理不尽だとしても。

 

 

生きとし生けるものは必ず死ぬ。これは定命だとされている。本能的に誰もが感じていることだ。

 

 

知らない人が死んでもよくわからない。知っている芸能人が死ぬのは寂しい。家族や友人が死んだら悲しい。死ぬという概念だけでも色々な感情が巡る。

 

 

今日、朝から両親の馴れ初めを聞いた。思ったよりも色々なことがあって、思うよりも重たかった事もあって。まるで恋愛漫画のようでドキドキして、自分でもよくわからないくらいときめいた。事実は小説よりも奇なりというが、ある意味自分にとっては衝撃的であまりに新鮮だった。

 

 

自分では感情が薄くなっていると思っていて、死に対して受容的でありのままでいいと思っていた。避けられないことに怯えていても仕方がない。どうせ訪れることだから。

 

 

だけど、そんな話を聞いて自分にもときめく時が来るのだろうかと考えた時、少し死ぬことが怖くなった。そんな恋愛体質なのかもしれないと思うと、恥ずかしいような嬉しいような気持ちだった。

 

 

ドキドキしていたい。