人に見られてもいい日記。

人に見られてもいい程度の日記。

優しいだけなら誰でも簡単になれる。

スプーキーです。

その人のために嫌われる覚悟を。

 

 

世の中は優しい誰かを求めていると感じる。思い描く理想はそれぞれだけど自分の存在を肯定して欲しいが故の感情なのかもしれない。

 

 

世間はそれとなく厳しいことが多くて冷たく感じることも多い。実際、自分だって寂しくなる感情に苛まれることがある。そういう時に癒しは必要だと思う。

 

 

ただ、癒しと逃げが混同しているような感じもまたあると思っている。現状の問題から目を背けるというのは何の進歩もない。

 

 

寄り添ったり慰め合うことは誰にでもできる。優しくすることなど表面上はおろか本心として出来てしまう、そういうものだと思う。けれど、人の為を思って自分を犠牲にすることはかなり難しい。

 

 

嫌なことを言うのは辛い。ましてや嫌われる可能性を孕んだ中では殊更言えない。けれど個人的には、嫌われないように行動するというのはいずれみんな離れていくような気がしてならない。もちろんその場の空気もあるし必要な場面も多いけれど、全てにおいてそういう行動をする人がいる。それはあまりに自我がなさすぎる。

 

 

言葉は人を傷つけるし人を救う。諸刃の剣であるからこそ、人と向き合うことをやめたくはない。わたしは誰にでも、大事だからこそ傷つけてしまうような厳しい事を言ってきたしこれからもやめるつもりはない。優しさも厳しさも、単一では救えない。優しさが世界に溢れるのなら、厳しさの役割を背負っていくつもりだ。それが大事な人と離れることになろうとも、プラスに働くと信じている。

 

 

誰かのために傷つくことを厭わないことが、自分の心のありかだから。