人に見られてもいい日記。

人に見られてもいい程度の日記。

何よりも何よりも欲しいもの。

スプーキーです。

刺激は時に人を脆くさせる。

 

 

ただただ実直に人を好きになったことがない、何かしらの理由をつけている。心当たりはそれなりにあって、基本的に人を信用してないからだと思う。自分の中で納得する何かがないと全く持って関心が湧かないのだ。その理由もなくなってしまえばどうでも良くなる。無論、意図せず縁を切ってしまって悲しい思いをしたことは何度もあるが。

 

 

故に人間関係はかなり苦手な方だと思うのだが、懲りずに恋愛にせよ友情にせよ探し続けている自分がいる。いつかいつかと淡い期待を寄せながら、客観的には迷惑な人間としか映っていないというのに。そんな人間がうまく行くことなどそうそうないのだ。

 

 

先日、自分の中で大きな出来事があった。飲み屋で知り合った人と、その友人と遊ぶ機会があった。どちらもとても良い人で、一緒に遊んで楽しかった。本当に楽しそうにしている2人を見るとこんなにもいい2人だな、と思ったのは初めてだった。

 

 

大切にしていければいいなあ、と思っている。自分がそこまで熱が入るなど滅多にないことだからだ。ただそれが空回りしてしまう事に対して身に覚えることなど山ほどある。器用と思われながら実際はとんでもなく不器用だから、傷つけてしまわないかと少し怖い。それも独りよがりなだけでしかないのはわかっているのだけれど、友達としてみているにもかかわらずこんなにも動悸が治らないのは私があまりに純粋なのか病気かのどちらかだ。それ程に、自分がいかに幼く孤独に恐怖する人間なのだろうと考える。

 

 

2人にはそれぞれに意中の人がいるそうだ。うまくいって欲しいと本心で思っているが、同時に離れていくのではないかと言う気持ちもある。そういう意味では学生の時から何も変わっていないのだろう。少し自分が嫌になる。

 

 

2度はないと直感したあの時。2人とわたしで、どれだけの気持ちを交わせるのだろうか。いつか離れるその時まで。

 

 

何よりも何よりも、欲しかった存在がようやく見つかったかもしれない。