誕生と死別。
スプーキーです。
毎日どこかで必ず起きている。
世界最小の赤ちゃんが退院した。ご飯一杯ほどの重さしかなかった彼は立派に大きくなり、何事もなくこれからの住処へと両親と共に向かっていった。不確定で不安定な存在である自然がもたらすものはあまりにも儚く、尊い。
当然、時として理不尽で残酷なことも起こる。これからの先が短いであろう人間がこれからを担う人間を死なせるようなことも。彼女たちが見ようとしていた未来は閉ざされてしまい、それらは縁のある人間に伝播していく。光は陰を落とし、昏い道を眼は捉える。足は沈むように進んでいく。
それは、どこかで私や私の周りにも起こる事。常に存在なんてしない。いつか必ず起こる事で、避けようのない事。
消えない悲しみがあるなら
生き続ける意味だってあるだろう
どうせいつか終わる旅を
僕と一緒に歌おう
https://www.youtube.com/watch?v=RwCl11tyWP0
そうやって、私たちは生きていく。