ライトな気持ち。
スプーキーです。
いつからかそんな感じだけど後悔もない。
昔はよく熱中する子供だった。好きなものには一辺倒で、情熱に溢れていた。好きなもののために時間を費やし、周りのネガティブな声にはよく反発した。バカにされることが許せなかった。
大人になって、いつしかそういう気持ちは出なくなった。大人というものの役に立たなさに辟易したり、思ったように時間を作れなかったり、色んな言い訳と原因ばかりが積み上がっていく先で気づいた。
でも、今はそれで正解だなあと思う。決してネガティブな意味の正解ではない。
まず、冷静でいることの大事さを知った。色んな情報に惑わされることなく、事実だけを知ることが容易くなった。
そして、色んな人に対して寛容になれた。そういう人もいる、という事を認められるようになった。諦めも混じりつつだけれど、世の中には色んな人がいて、色んな考えがあるから成り立った世界だと理解した。
物事の正解はないけれど、常に同じことはなく、時間が前に進むごとに全ては過去に消えていく。それが分かっていれば、怒りや悲しみを伴うことなど大したことではないのだ。そういうもんなんだなあ、と楽天的になっていく。
もちろんだからといって嫌なことがないわけではないし、悩むこともある。逃げられることではないこともいっぱいあるけれど、それも常にあるものではないし、思ったよりも……ってこともある。
軽く軽く、ライトな気持ちがわたしにはちょうどいい。